我が家の近く、大阪市西区九条にある共栄興業株式会社さんにSLが静態保存されています。
中央大通からもガラス越しに眺めることができ、夜間はライトアップされ、前照灯が灯ります。
昨日、通りかかった際に日の丸が掲揚されていたので、今朝その姿を記録しに行ってきました。
共栄興業さんの活動に関しては、鐵の意志(くろがねのこころ)に詳しく書かれています。
是非ご覧下さい。
さて、共栄興業さんの本社は弁天町と九条の中間、辰巳橋の交差点の近くです。

中央大通から見るとこんな感じ、
ガラス越しにC57 148号機の姿が見えます。
まだ8時半ころだったので、中には入れないかなと思いつつも
扉を押してみると解錠されていたので、屋内で見学させてもらいました。

屋内に入ると綺麗に手入れされたC57の姿。
行く先には信号機なども配置されています。
日の丸を撮ろうと正面に回りこむと、奥に展示室が、あることに気付きました。

展示室の奥には『さくら』『つばめ』『はと』のヘッドマークが飾られていました。
夢中で写真を撮っていると受付の方が教えて下さいました。

↑0系新幹線の車輪だそうです。
まさか、新幹線の部品もあるとは…

D51 1013号機の動輪。
4つの動輪がシリンダーで繋がっているのが新鮮でした。

懐かしいサボも多数展示されていました。
展示物は一通り見せていただきましたが、
予想以上に充実しており、ひとつひとつを丁寧にカメラに収めることはできませんでした。

失礼ですが、奥の展示物をザックリ撮らせていただきました。
奥の展示、左半分です。

こちらは右半分の展示物です。
また改めてゆっくり伺いたいと思います。

C57のそばにはレールが展示されていました。

展示されているC57 148号機の歴史がまとめられています。
気になるのが、『有償払下げ民間第1号』。
民間に払い下げられた第1号ということですね。
さて、今日の第一の目的は日の丸を掲揚したSLを撮ること。
肝心のC57の元に戻り、動輪を眺めているとシリンダーに刻印を見つけました。

はっきりと『C57 148』と刻印されています。
元々刻まれていたのか、分解された時に刻まれたのかわかりませんが…

日の丸を掲揚しているC57 148。
前には鏡餅も飾られて大事にされているのが、よくわかりました。

反対側から撮りました。
展示室に着目した写真を撮るのを忘れたのですが、
天井の高さ、ガラス張りの明るい展示室だというのがわかっていただけるでしょうか。

側面には無数のSLのナンバープレート。
個人でここまで収集されたとはすごいです。

C57の後ろにまわると、給水設備もありました。
至れり尽くせりです。

最後にもう一枚、斜め後ろからのショットです。
今日は駆け足での見学になってしまいましたが、
近いうちにゆっくり見学したいと思っています。
最後になりましたが、貴重なSL等を善意で公開して下さっている共栄興業さん、
見学させていただいて有難うございました。
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